しまの塾(#9・醤油ソムリエール)

第9回しまの塾講師は、醤油ソムリエールの黒島慶子さん。

醤の郷(ひしおのさと)にあるオリーブのリーゼント。この日はメンテナンスで小さな子になっていました。
黒島慶子さん(右)と参加者の皆さん。

産業を未来につなげる仕事

黒島慶子(くろしまけいこ)

香川県・小豆島生まれ。
醤油の町としても知られる小豆島の醤油蔵・職人たちとの交流を皮切りに、全国の醤油蔵を訪れ、数多くの醤油を取材。個性さまざまな醤油の世界をイベントやワークショップ、執筆の形で発信し続けている。


https://s3jumaru.jp/foodtalk/02-00.html

美大に通っていた大学3年生の時、「表現は自分が培ってきたものからしか生まれない」という言葉に出会い、地元研究を始めた黒島さん。そこで地元、小豆島の醤の郷の醬油蔵を巡りだします。

この場所でこの人だからできる仕事。感動するものが選ばれない、無くなるかもしれない。そんな思いから、ブログを開設。一度東京のWEBデザイン会社に就職し、高松のグラフィック会社に移動してからも、ずっと醬油蔵を回り続けてきたそう。

現在は、自分がワクワクする気持ちを大切に、正確な客観的な情報を伝えることを決めていて、結婚・出産を経て愛知と小豆島の二拠点生活をソトコトで連載されています。

2015 年に出版した「醤油本」

最後に「人生は掛け算。諦めずに突っ走る。失敗を恐れずに今チャレンジ。人間ができていることは何でもできる」とエールを送りました。

参加者の皆さんからは

  • 黒島さんのぶれない信念、夢にまっすぐな姿勢、キラキラした目が印象的でした。また、進むべき目標がはっきりされているところは、とても羨ましく思いました。大学3年生から現在までのストーリーも出版されたらきっと若者への励みや小豆島の認知度向上にもなる気がします。情熱大陸やカンブリア宮殿でも取り上げてもらえそう。
  • ひとりで考えて行動して実行して、すごく感動しました。 自分もそこにしかないもの、自分にしか考えられないことなどに取り組んでいこうと思いました。
  • ネットの情報に頼らずに、直接体験したり見たことを伝えていくことが大事だなと思いました。誰もやっていないことをすること、やりたいことを突き詰めることがすごいと思いました。

との声をいただきました。黒島さん、ありがとうございました。